パナソニック「TZ70 」工学30倍ズームの実力は?

パナソニックから30倍の光学ズーム搭載「TZ70」発売

パナソニック TZ70

パナソニックから、30倍の光学ズームを搭載したコンパクトデジカメ「TZ70」が発売された。

特徴は、光学30倍ズームである。
デジタルズームは事実上あまり意味がないので、光学ズームが30倍というのは
普段の持ち運びのカメラとして魅力的である。

光学ズーム○○倍という倍率だけを注目するのは要注意である。
1倍が35mm換算で何mmかが重要である。

1倍が、24mm、28mm、35mmというタイプが多い。
数字が小さいほど広角(広く)撮影できる。
当然、1倍は24mmのカメラがおすすめである。

35mmだと、近くの被写体はアップでしか撮れない。
後ろによらないとすべてが撮れないのである。

28mmは4mmの違いだが、以外とその差は大きく、
記念撮影などにで、もうちょっと後ろによったら全員写るのに・・・
というときに重宝する。

この「TZ70」は工学1倍は24mmであるので、広角にも有利である。

望遠は、30倍なので、35mm換算では720mmとなる。
720mmというとかなりのズームである。
遠くの物をかなり大きく撮影できるが、
簡単にはキレイに撮れない。

というのも、720mmだと少しの手ブレでぶれた画像となってしまう。
光学式の手ブレ補正がついているとはいえ、シャッター速度も1/400は確保したい。

超解像iAズームはいらない

「TZ70」には超解像iAズームという機能がついている。
通常のデジタルズームは倍率を上げると画質が劣化する。トリミング(写真を切り取る)するのと変わらない。
しかし超解像iAズームは画質が劣化せずに60倍まで高い解像度でズームできる。
すごい!!

60倍だと1440mmとなる。
一眼レフだと数百万円はくだらないだろう。
こんな小さなカメラで1440mmまで撮れるなんてパナソニックの技術はすばらしい。

だけど・・・
1440mmなんてどこで撮るんだろう。
運動会でも300mm程度で十分である。
さらに、シャッター速度も1/800は確保しないといけないだろう。
手持ちでは被写体をとらえるのが大変である。
(少してが動いただけで被写体が消える)

私としては、30倍光学ズームがあるのでそれで十分かな。

5軸ハイブリッド手ブレ補正搭載

TZ70の5軸ハイブリッド手ブレ補正

1.回転軸補正
2.縦回転
3.水平回転
4.左右
5.上下

この「TZ70」では、5軸の手ブレ補正がついている。
通常は、縦方向、横方向、の2軸の手ブレ補正だが、5軸もあればかなり手ブレが改善できる。

動画を撮っているときは、ずーっと手を上げっぱなしなので、手が疲れてきて
どうしても手ブレが起こってしまう。
そんなときに5軸手ぶれ補正は強い味方ですね。

しかも、動画傾き補正がついている。
動画を撮影中に手が傾いていることってよくありますよね。
傾きまでも補正できるカメラってすごいですね。

動画機能

動画の解像度は、FHD(1920×1080)まで記録できる。
AVCHD形式でのフレームレートは、60P(1秒間に60コマでプログレッシブ方式)で撮影できるので画質はかなりいいだろう。
また、MP4形式でも記録でき、こちらは、FHDの30P(1秒間に30コマ)まで撮影できる。

MP4形式は、高圧縮でデータが小さくなるので、通常はMP4形式、
発表会などのイベントは、AVCHD形式の高画質で記録するのもいいかも。

ハイスピード動画

1秒間に240コマの記録をして、スローモーション動画も記録できる。
通常では見えないスローの世界が楽しめる

HD(1280×720)では120コマ/秒、VGA(640×480)では240コマ/秒の記録ができる。
ちなみに、HDは地デジ(1440×1080)より少し劣る程度、VGAはDVD(720×480)より劣る。

TZ70の主な機能

    • 有効画素数1210万画素

コンデジではこれくらいがよい。むやみに画素数をあげても画質が悪くなる。
12010万画素であれば、A4でプリントアウトしてもキレイに出力できる。

    • ISO感度80~6400

ISO感度は明るいところでは小さく、暗いとことでは大きく設定する。感度を上げるとノイズが大きくなる。
高級一眼レフでもISO12800程度が最高の中、ISO6400まで使えるとは立派である。
ISO6400であれば暗いところでも撮影できる。

    • RAW/jpeg撮影

RAW / RAW+ファイン / RAW+スタンダード / ファイン / スタンダードの撮影モードの選択が可能である。
RAWは生の写真という意味で、データは大きいが後で画像編集するときに向いている。
コンデジでRAWが記録できるカメラは少ない。
通常は、jpegで、イベントなどではRAWで撮影して後で自分好みに加工できる。

    • Wi-Fi機能搭載

最近はWi-Fi機能を搭載したカメラが増えてきていますね。
Wi-Fiがあればスマホでリモート撮影できる。友達と集合写真にいいですね。
また、撮った写真をその場でスマホに遅れるので、すぐにSNSに掲載することもできる。
Wi-Fi機能はあると便利ですね。

    • おまかせiA

一眼レフでRAWで撮影し、家でじっくり加工するのもいいでけど
コンデジって小さくて簡単に写真が撮れるので、できたら写真の加工も自動がいい。
こんなときにパナソニックのiA機能は重宝します。
いろいろなシーン合わせて自動でそのシーンにあった撮影をしてくれる。
iA機能はかなり前から搭載されているので、技術も信頼できる。

TZ70の最安値は?

最安値は、愛グループですが、送料が別途かかりますので、
オススメは送料無料のアマゾンとカメラのキタムラです。

アマゾンは通販では大手で信頼もありますし、すぐに発送してくれます。
カメラのキタムラはカメラの老舗で全国各地に店舗もあります。店舗受け取りも可能ですし、
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