キヤノンのロングセラー単焦点”EF50mm F1.8 STM”がモデルチェンジ!

EF50mm 単焦点の原点が25年ぶりのリニューアル

EF50mm F1.8 STM

”EF50mm F1.8 Ⅱ”の後継機種”EF50mm F1.8 STM

キヤノンの格安単焦点レンズ”EF50mm F1.8 Ⅱ”が発売されたのは、1990年ですので、
25年ぶりのリニューアルである。
”EF50mm F1.8 Ⅱ”は月刊7万本以上のロングセラーである。

発売は2015年5月下旬
定価は、19,500円(税別)

”EF50mm F1.8”は格安で明るい単焦点のレンズを楽しむことができる。
単焦点レンズは、ズームレンズと違って、ズームできないので初心者に敬遠がちである。
”EF50mm F1.8 Ⅱ”は1万円を切る価格なので、手軽に単焦点を試すことができた。
単焦点レンズは使ってみるとものすごい解像度である。
”EF50mm F1.8 Ⅱ”をきっかけに単焦点沼にはまった人も少なくない。

何が変わったか?

”EF50mm F1.8 Ⅱ”から”EF50mm F1.8 STM”へ変わったことでどこが改善されたのでしょうか?

デジタル向けに最適なコーティングを採用して、ゴーストやフレアの減少が期待できます。
また、しぼりを現行の5枚から円形絞りの7枚へと変更することで、ボケが美しい円形になります。
ピント合わせのモータもDCモータからステッピングモータへと変更しています。
フルタイムAFも採用しています。

ステッピングモータへの変更は使っていてもすぐに実感するほどです。
DCモータはジージーうるさい上にAF速度も遅いです。
ステッピングモータは静かでAFも速いので、とても使いやすいです。

フルタイムAFも嬉しいです。
普段はAFを使うと思いますが、ピント合わせをする際に違う被写体へピントが合うことも。
こんな時には、ピントを手動で動かして目的の被写体の近くへピントを近づけると
AFが効いて目的の被写体へピントが合います。
また、動画撮影の時も手動でピントを簡単に変えられます。
私は、レンズを購入する歳はフルタイムAFができるかどうか重要な要素です。

”EF50mm F1.8 Ⅱ”の特徴

  • F1.8の明るい単焦点
  • 160gという軽量
  • コーティング
  • 円形7枚絞り
  • 最短距離0.35m
  • APS-Cサイズは80mmでポートレートで最適
  • マウント部が金属へ変更

“EF50mm F1.8 STM”は買いか?

「EF50mm F1.8 II」で撮影
「EF50mm F1.8 II」で撮影(F2.0)

キヤノンのカメラを持っていて、単焦点レンズを持っていない人はオススメです。
基本的にズームレンズは暗いですので、暗いとボケが小さくなります。
明るい単焦点レンズはボケがすごく大きいですので、被写体を浮き出して撮影ができます。(上の写真は単焦点 EF50mm F1.8Ⅱで撮影)

特にポートレートでお子さんを撮るとやみつきになります。
撮れるときは、50mmで撮りたくなるほど楽しいです。

EF50mm F1.8 IIからの買い換えもいいですね。
ステッピングモータの採用、フルタイムAFの採用、この二つは使っていて実感するほど、操作性が向上します。
価格も16,000円程度ですので、お財布にも優しい!

EF50mm F1.8 Ⅱが1万円を切る価格で実売されているのに対し、EF50mm F1.8 STMは16,000円と高いですね。
新発売ですからしょうがないですが、EF50mm F1.8 Ⅱの定価が12,000円ですので、割引率は同じくらいですね。

50mmは単焦点の基本ですので、いろいろなレンズが発売されています。
その中でもオススメの3本を紹介します。
単焦点50mmはこんなのもあります。

単焦点Lレンズ。いつかは私も使ってみたい脅威のF1.2
キヤノン EF50mm F1.2L USM(152,400円)

“EF50mm F1.8 STM”よりもワンランク上のレンズ
キヤノン EF50mm F1.4 USM(40,480円)

コストパフォーマンス最高。シグマの明るい単焦点
シグマ 50mm F1.4 DG HSM キヤノン用(96,190 円)


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