大型センサー＆大口径レンズを搭載した最高級コンデジ

キヤノン性のコンデジのフラッグシップモデル「PowerShot G」シリーズは最高級コンデジである。
2000年から、キヤノンはコンデジのフラッグシップ「PowerShot G」シリーズを発売しているので、その実力は確かである。

2014年、その「PowerShot G」シリーズから新機種「PowerShot G7X」が発売された。
特に注目する点は、キヤノンのコンデジ初の1.0型の大型センサーを搭載した。また、開放F1.8の大口径レンズを搭載している。
今回のキヤノンの本気度が窺える。

性能・スペックは？

1.0型の緒方センサの採用で、有効画素数2020万画素が実現できた。
さらに、画素ピッチに余裕ができたため、高感度に強くなっている。

光学ズームは、35mm換算で、24mm～100mmである。
超広角レンズ採用といいっているカメラが、28mmが多いが、広角が24mmというのは非常に嬉しい。

スナップ写真では、望遠よりも広角のが重要なので、28mmでは足りないことが多いが、24mmあれば助かることが多々ある。

明るさも、広角で、F1.8、望遠でもF2.8という明るいレンズを採用している。
また、EFレンズにも採用されている、スーパースペクトラコーティングも採用しているので、フレアやゴーストにも強いレンズとなっている。

絞り羽根も9枚という多くの羽を採用しているので、ボケも円形に近くキレイに演出できる。
手ぶれ補正は、3段分の光学式手ぶれ補正を採用。

画像エンジンも最新の『DEGIC6』を採用しており、高画質が期待できる。また、ISO12800までの高感度が実現しているので、暗いところでも、キレイに撮ることができる。

メカニカルなのが楽しい！

アルミボディで高級感があふれる！
モードなどは、ダイヤルで操作するので、みてすぐに分かる。まるで、一眼レフのような操作ができるのが購入感を感じさせる。さらに、露出補正もダイヤルなので、簡単操作＆確認ができる。

さらに、マニュアル操作が楽しめる「コントローラーリング」が搭載している。
ズームリングを操作すると、ズームだけでなく、TvやAvなどいろいろな項目を設定することで、マニュアル操作が可能となる。
この操作は、以外と楽しそうである。人によって、よく操作する項目が違ってくるので、ズームリングの操作機能をカスタムできるのはウレシイ。

以外と、重宝するのが、「電子水準器」
一眼レフのEOS機にも採用されている2軸方向の電子水準器を搭載している。
写真を撮ってみて、以外と傾いていることって多い。
トリミングをすればよいことだが、できるだけ、そのままでプリントしたいので、水準器があると傾くことなく写真が撮れるので、そのままプリントアウトが可能。
この電子水準器って以外とあると便利です。

水平方向とあおり方向の水準器があるので、かなり使える。

G7Xの実力は？

AFは31点AFシステム！全モデルの9点から大幅にアップ！！
しかも、一眼レフとは違って、画面全面にAFポイントがあるので、画面の端の方でもピント合わせが可能。

連射は秒6.5コマ/秒。しかもSDカードの容量いっぱいまで撮影が可能！！
事実上無制限に撮影することができる。

秒6.5コマは通常の撮影では、十分である。逆にいらない写真を削除するのが大変かも。

さらに、WiFiもついているので、SDカードを取り出すことなく、パソコンへ転送したり、プリントアウトしたりもできる。また、スマホやタブレットにも転送できる。
スマホアプリをインストールすると、スマホからリモート撮影もできるので、集合写真を撮るときにタイマーではなく、好きなタイミングで撮影ができるので便利！！

撮影サンプル

もはや、一眼レフと変わらない画質である。

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